丸型の可愛いローマングラスに古代エジプトの紅いファイアンスビーズをあわせました。
♢長さ…49.5㎝
※ローマングラスとは紀元前60年頃ローマ帝国時代からその後のササン朝ペルシャ時代にかけて作られたガラスです。ローマ帝国領土から世界中に広がったローマングラスは文明の終焉とともに忘れられ、地中に眠りました。中でも限られた乾燥した土に埋められたローマングラスは永い時の中で土と同化し、銀化現象や風化を起こしてプリズムのような虹色、玉虫色の輝きを得ています。
※ ファイアンスは粘土では無く、石英をすりつぶした粉がベースのガラスに似た焼物です。エジプトで約6500年前から紀元200年頃まで作り続けられ、古代エジプトの様々な宝物を美しく彩りました。今では失われてしまった、ガラスを絡めた砂のような美しいビーズです。エジプシャンブルーと言われる人類最古の合成顔料を使った、たまらなく美しい青いビーズが有名ですが赤いもの、黒いものもあります。